


航空機設計士のカイル(フォスター)は夫が転落死し、6歳の愛娘を連れて、ベルリンから故郷のニューヨークに帰る。搭乗したのは自らが設計したジャンボジェット


必死になって娘を探すカイル……。だが、乗客も乗員も誰ひとり娘の姿を見てないと言い、娘の搭乗記録も消えていた……。
高度1万メートルの密室

すっごく面白いアイデアだと思うんですけどね〜。
でも、その発想

ジョディ・フォスターの役は「母は強し


(このあと、ネタバレです)
犯人が棺を使うために、夫を殺したのはわかるけど、その辺りをな〜んにも描かないっていうのはどうかなぁ……。
それに、カイルの娘が悪戯っ子で、誰かの目に留まっていたらどうする気だったの?
そもそも、娘を誘拐しなきゃならない理由がコジツケな気がします……。
棺に爆弾を隠せたんだから、そんな厄介な方法を取らないほうがいいんじゃない

アイデアがいいだけに、もったいない

あと、ベルリンのアパートメントのシーン、ホラーっぽい描き方は余計だと思うな。
「高度1万メートルの密室」という発想と、ジョディ・フォスターの必死な母親だけが買える映画かな。
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