2006年07月03日

映画 ジョンQ

映画監督:ニック・カサヴェテス
ぴかぴか(新しい)キャスト:デンゼル・ワシントン、他
わーい(嬉しい顔)お勧め度:★★★★☆

 不況のせいで、半日労働のパートタイマーに格下げされたジョンQことジョン・クインシー・アーチボルト。妻の車を差し押さえられる程、苦しい生活を余儀なくされている。
 そんなある日、息子のマイクが野球野球の試合中に倒れた。担ぎ込まれた病院病院で下された診断は、重度の心臓病。心臓移植をしなければ、余命はわずか数カ月……いや、数週間の恐れさえあるという。
 ジョンQと妻のデニスは心臓移植を希望したが、待機リストに載せるだけで数万ドルもの費用がかかるという。ふたりは保険が効くはずだと主張したが、パートタイマーに格下げされたジョンQの保険は、移植には効かない保険に勝手に変えられていた。
 ジョンQは借りられるだけの金を借り、家財も売り払ったが、入院費にも足りず、ついには退院を勧告される。追い詰められたジョンQが最後に選んだ手段は、救急病棟の占拠どんっ(衝撃)医師と患者数人を人質にとり、マイクを待機リストに載せることを要求することだった……。

 デンゼル・ワシントン……好きですねぇ黒ハート人質にまで「いい人exclamation」と言われるジョンQの役……ピッタリだと思います。
 お金のせいで愛する息子を助けられない父親の不甲斐なさ、悔しさ、憤りが伝わってきて、とても切ないもうやだ〜(悲しい顔)ですし、何よりも息子を救うために仕方なくexclamation人質にした人たちへの誠意が伝わってきます。
 人質の面々もDVのカップルや勤務初日の新人医師とかがいて、なかなかいい味を出しています。とくに、DVのカレ……恋人に暴力を振るうサイテーバッド(下向き矢印)男って感じがうまく出ていて、いいですね〜。
 選挙のことしか考えない警察本部長もそうだけど、やっぱり、こういうイヤ〜な奴がいるから、映画って面白くなるんですねexclamation&question

 ただ、できれば最後にジョンQの口からドナーへの御礼を言って欲しかったかな。ジョンQだったら絶対に、亡くなったドナーとその家族の悲しみや辛さにも想いを馳せたと思うんですよ〜。
posted by チッチ at 22:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

僕もこの「ジョンQ」を見たとき、「あれ?ここで感謝の言葉とかは無しなのかぁ」とやや戸惑いを感じた覚えがあります。
でも不思議とジョンQの誠意はひしひし伝わってくるんですよね。

不器用な一人の父親としてのジョンQ像を貫徹したのかもしれませんね。
Posted by はち at 2006年07月15日 16:06
やっぱり、はちさんも同じように思われました?
ジョンQであれば、感謝の言葉があるのが自然だと思うんですよね〜。
ま、そんな風に感じるほど、ジョンQ=誠実な人っていうイメージがきちんと伝わってきてたってことなんでしょうけど。

考えすぎかもしれないけど、マイクが心臓肥大ってことで、ドナーを大人にしたのは相手の家族の辛さを前面に出したくなかったからなのかな?
詳しいことは知らないんですけど、実際は子供の移植は普通はドナーも子供なのでは?(違っていたらスミマセン)

ま、それはともかく、不器用だけど「やるときはやる!」お父さんって、家族には頼りがいがあってカッコいいんでしょうね……。
人質を取られたりしたら困るけど!?

コメント、ありがとうございました!
Posted by チッチ at 2006年07月15日 17:51
言われてみれば確かにそうです。

この作品はあくまでジョンQの起こした騒動の顛末に的を絞りたかったのかもしれませんね。
移植とドナーというデリケートな部分に中途半端に触れて失敗すると、ジョンQというヒーロー像を歪めてしまいかねませんし…。

限られた時間内で伝えたいことを伝えるってのは難しいですねぇ;
Posted by はち at 2006年07月24日 11:24
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